小ネタ:肥大化し続けるSAクライアントの設定ファイルをなんとかしてみる。ClifeUI更新

ユーザー設定ファイルに保存されるコンテナのスクロール位置情報を間引くコマンドを追加しました

SAクライアント(Enhanced Client)用のユーザー設定ファイルをまめにバックアップしていると、マクロやAgentなどを追加した訳でも無いのにファイルサイズが大きくなる一方なのにお気づきの方もいらっしゃると思います。

ファイルサイズが大きくなっていく原因の大部分が、コンテナウィンドウのスクロール位置の情報を保存している事に依る物の様なので、このデータを間引くコマンドを追加しました。
(ユーザー設定ファイルを直接編集して該当部分を削除しても良いのですが、面倒くさいですよね)

ちなみに、コンテナの表示をグリッドorリスト形式にして、棺桶やトレハンの宝箱、その他コンテナ類を開く機会が多いキャラクターだとかなりの数のデータが保存されているはずです。
(スクロール位置情報は ScrollGrid{コンテナのID} や ScrollList{コンテナのID} をname属性にした NumberVar 要素として設定ファイルに保存されていますので、気になる方は、ユーザー設定ファイルを開いて ScrollGrid または ScrollList で検索してみてください。)

そのままにしておいても問題は無いとは思うのですが、使われない情報の為にファイルサイズ(とクライアントに読み込まれるデータ)が増えていくのもどうかと思うので。。。

コンテナのスクロール位置情報を間引くコマンド

下記コマンドを実行すると、設定ファイルから読み込まれたスクロール位置データを後述の条件に従って削除します。
コマンド実行後にログアウトすると設定ファイル内の該当する情報も削除されます。

  • [その他]コマンド
    コマンド

    script ClfActions.cleanContScrollVars()

または /script ClfActions.cleanContScrollVars() と発言(チャット画面で入力)でもOKです。

コマンド実行時に削除するデータについて

上記コマンドを実行すると、下記の条件に該当するスクロール位置データを削除します。

  • スクロール位置が 0 のデータ(データが無ければ 0 として処理されるので保存する必要が無い)
  • 実行時に開かれていない「死体」コンテナのデータ
  • 実行時に対象コンテナの情報が取得出来ないデータ(消滅してしまっている、遠くにある、実行以前に開いた事が無いコンテナの中にある、などのコンテナ)

上記条件を無視して、全てのスクロール位置データを削除したい場合はコマンドを下記のようにしてください。(括弧の中に true を入れる)

  • [その他]コマンド
    コマンド

    script ClfActions.cleanContScrollVars( true )

または /script ClfActions.cleanContScrollVars( true ) と発言(チャット画面で入力)でもOKです。

※ あくまでもコンテナウィンドウの「スクロール位置の情報」を削除するだけなので、コンテナが開かなくなる等はありません。(但し、対象のコンテナを再度開いた時にスクロール位置が一番上になる。)

ログイン時に自動でスクロール位置データを削除したい場合

下記コマンドを実行すると、スクロール位置データを自動で削除するかどうかを切り替えられます。(設定はキャラクターごとに保存され、初期状態ではオフになっています)
※ データ削除の実行タイミングはログイン後 5~20秒 の間で、設定ファイルに反映されるのはその後にログアウトした時点になります。

  • [その他]コマンド
    コマンド

    script ClfSettings.toggleCleanContScroll()

または /script ClfSettings.toggleCleanContScroll() と発言(チャット画面で入力)でもOKです。

コマンドを実行すると、頭上に Clean Container scroll data: ON (または OFF )と表示されます。

※ 例えば、自宅セキュアのコンテナウィンドウのスクロール位置情報を消したくない、などの場合はオフのままにしておくのをお勧めします。(自宅以外の場所でログインした際には自宅セキュア用のスクロール位置情報が削除されます)

 

更新内容は以上です。

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