追加したフォントを頭上テキストやチャット画面で使える様にする(UIモジュール)

はじめに。

カスタムUIの公開に伴い、UIモジュール単体での配布を終了しました。
フォント、Fonts.xmlの追加と本UIモジュールは更新を行った上でカスタムUIに含まれていますのでそちらをご利用ください
※ カスタムUIでは本ページの内容と一部異なります。

Fonts.xmlにフォントを追加する方法については「SAクライアントにフォントを追加する」ページをご覧ください。

この記事は、上記で追加したフォントをSAクライアントの頭上テキスト(Overhead Text)とチャットログ画面で使える様にするUIモジュール(以下、Mod)の紹介です。

Modにするほどの物でも無いんですが、標準のソースに変更を加えると後々面倒だったりする事もあるのでUIモジュール形式にしてます。
あと、Modだと編集に失敗していてもクライアントの動作に影響を与える範囲が非常に小さいので、各自で気軽に(?)編集出来るメリットがあるんじゃないかと思ってます。

[2018.0319 追記] CLF-UoClassicフォントの公開に伴い、本投稿およびダウンロード用Modファイルを更新しました。

フォントの選択方法

頭上テキスト

標準UIのフォントに追加で「avatar」、「Arial Black」、「UoClassic」フォントが選択出来る様になります。
「ユーザー設定」→「Overhead Text」タブ →「~~のフォント」ボタンで、各フォントの選択画面が開きます。

頭上テキストのフォント選択画面

※ 「avatar」フォントは全角文字(漢字・ひらがな・カタカナ等)を表示出来ませんので、「Speechのフォント」「名前のフォント」には使わない方が良いです。

チャットログ画面

標準UIのフォントに追加で「KozGo – x-small~Medium」と「Arial Brack – x-small~Medium」フォントが選択出来る様になります。
チャットログ画面の各タブを右クリック→「フォント」クリックでフォント選択画面が開きます。

チャットログのフォント選択画面

自分で追加したフォントを選択出来る様にしたい場合

Modをインストールしたフォルダ内の ClfFontsMod.lua をテキストエディタで開きます、
エンコードは必ず UTF-8 BOM無し にしてください。←この意味が分からない方は、良く調べてから行ってください。

頭上テキスト用のフォント設定

ClfFontsMod.lua の 4~9行目。

-- OverHead Text に追加するフォント
ClfFonts.OverHeadFonts = {
	-- Name to be shown, Name of font
	{ "avatar",      "avatar_19" },
	{ "Arial Black", "Arial_Black_Shadow_18" },
	{ "UoClassic",   "Classic_20" },
}

この中の6~8行目が追加するフォントを設定している部分で、
{ "フォント選択画面で表示される名前", "Fonts.xmlで定義したフォント名" }, の様に記述します。

例えば、上記のフォントに追加して、

  1. Fonts.xml で <Font name="font_arialblack12" ~(略)~ />と定義したフォントを、
  2. My Arial という名前で選択画面に表示したい。

と言った場合には、

-- OverHead Text に追加するフォント
ClfFonts.OverHeadFonts = {
	-- Name to be shown, Name of font
	{ "avatar",      "avatar_19" },
	{ "Arial Black", "Arial_Black_Shadow_18" },
	{ "UoClassic",   "Classic_20" },
	{ "My Arial", "font_arialblack12" },
}

の様に、9行目を追加します。

チャットログ画面用のフォント設定

ClfFontsMod.lua の 11~21行目。

-- チャットログ画面に追加するフォント
ClfFonts.ChatFonts = {
	-- Name to be shown, Name of font
	{ "KozGo - x-small", "MyriadPro_12" },
	{ "KozGo - small",   "MyriadPro_15" },
	{ "KozGo - Medium",  "MyriadPro_18" },

	{ "Arial Black - x-small", "Arial_Black_12" },
	{ "Arial Black - small",   "Arial_Black_15" },
	{ "Arial Black - Medium",  "Arial_Black_18" },
}

こちらも、頭上テキスト用のフォント追加と同様に追加します。

但し、チャット用のフォント選択画面は表示出来るフォント数が少ないので、追加では無く、上記 14~20行のいずれかを置き換えた方が良いかもしれません。

置き換える時に元々の記述は消したくない場合は、元の記述をコメント行にしておくと良いです。
上記 11行目や13行目の -- Name to be shown, Name of font の様に、 -- (半角のマイナス記号を2個)の後はコメント行になるので、動作には影響しません。

注意事項

Modで追加したフォントを各表示に使用している状態でModを無効にする(このModをインストールしていないUIに切り替える等する)と、各テキストの表示がおかしくなったり、クライアントが正常に動作しなくなったりします。

その場合は、各設定で標準のフォントを選択すると直ります。

 

以上です。

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